親なら誰でも願う子供の幸せ。
世の中に出て立派に自立できるように、最善の教育環境を与えたい・・・。
知ること、発見すること、何かをできるようになることを「楽しい!もっと!」と思える子になってほしい。
子供が生まれる前からそんな風に思っていて、色々幼児教育に関する本を読んでいました。
最近見つけた本がこちら。
グレン・ドーマン著「赤ちゃんに読みをどう教えるか
元々脳に障害を持った子供の教育を研究していたドーマン博士。
脳に障害を持って生まれたある子供は2歳の時、医師に「立つことも、話すこともできないでしょう」と言われました。しかし、ある教育プログラムを行ったことで6歳の時には歩くことができ、小学6年生レベルの文章を読めるようになったそうです。そして、これはこの子だけに起きた奇跡ではなく、脳に障害を持っている子も健康な子も同じように早いうちから文字を読めるようになるのだと・・・。
初の子育てをしている身としては信じがたい話ですが、テレビで計算や世界各国の国旗を当てられる幼児が出てくることを考えると、文字の認識も不可能ではなさそうです。
言語能力は知能の発達に重要な役割を果たしているので、文字を扱えるようになることは子供の発達に良い影響になるはず。
「赤ちゃんに読みをどう教えるか
- 0歳から6歳までの子の脳はいかに学習能力が高いか
- 実際2歳や3歳の子が文字を読めるようになるという実例
- 0歳から6歳の子に文字の読み方を教える具体的な方法
この本では単語カードの作り方、見せ方、見せる頻度など具体的なセッションの準備方法、進め方、月齢ごとのポイントが書かれているので家庭でもすぐ実践できます。
この学習に関わらず、子供にものを教える時に使えそうなコツがいくつかありました。
- 子供の気が散らない環境で行う。
- 必ず子供も親も機嫌が良いときに行う。
眠い、お腹すいた、など機嫌が悪いときは絶対やらない。 - 常に楽しんでやる。
- 子供がやめたくなったらやめる。
- 時間をかけすぎず、すばやくやる。
子供は驚くほど吸収力が高いので、すばやくやることが大事。でないと飽きる。 - 毎日コンスタントにやる。繰り返し、短い時間でやる。
- 終わったら抱きしめて、「よくできたね」「すごいね」などと褒め、めいいっぱい愛情を示す。
- 単語を読めるか子供をテストしてはいけない。
この方法、5枚のカードから始めて、1セッションでそれを各カード1回しか見せません。
これを1日3やります。
2日目はそれを5枚×2セットにして、1日に各3回の6セッション。
3日目は5枚×3セットにして、1日各3回の9セッション。
4日目以降は様子を見て、最終的に5セット×3回の15セッションまで増やします。
5日間見せたカードは各セットから1枚ずつ除き、新しい単語を1枚加えます。
カードの作り方にコツがあったり、やりかたに注意事項があったりするので詳しくは本を読んでくださいね(一番下に日本語版と原著(電子書籍版)のリンクがあります)。
ご覧の通り、どちらかというと親の根気が試されるプログラムです。
毎日、15回もこれを続けるためにはどうすればいいのか!?
事前に準備して、そのための時間を取れるようにスケジュールを組まないといけないですね。
大変そうですが習慣化するよう努力します・・・。
また、このプログラムを始める前の注意点としてこんな驚くべきことが書かれています。
We discovered a long time ago that it is best to start out ahead. For this reason, make at least two hundred words before you actually begin to teach your child.
If you do not do this, you will find yourself constantly behind.
我々はかなり昔に、先回りして準備することが一番だということを発見しました。このため、少なくとも子供に教え始める前に200単語用意しておきましょう。こうしないと、常にあなたの準備が間に合わないと気づくことになります。
少なくとも200!?
うまくいくかわかりませんが、やらないよりはやる方が良い影響になりそうなので試してみますか!
効果のほどは、何ヶ月かしたらお伝えしたいと思います。
三日坊主になりませんように(笑)。

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